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みなさん、こんにちは！
日本橋鑑定総合事務所の不動産鑑定士、三原です。
今回は地主の方向けに「不動産鑑定士には何を相談できるのか？相談するメリット」というテーマでお話しします。
地主さんは、日頃から専門家との人間関係を築いておくと良いとよく言われます。
例えば、すでに税理士さんとお付き合いがある方も多いでしょうし、知人を介して弁護士さんとつながる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、不動産鑑定士とつながりを持っている方は、まだまだ少ないのが現状です。
実はこれからの時代、不動産鑑定士のサポートは、代々続く地主の資産を守る上で不可欠な存在になる可能性が非常に高いです。なぜなら、不動産鑑定士は相続や不動産に関する案件を数多く経験しており、不動産の専門家だからです。
不動産鑑定士とは
まずは不動産鑑定士とはどのような資格なのか紹介します。
不動産鑑定士は、不動産に関する専門知識はもちろん、「経済」や「法律」などの知識も駆使して「適正価値」を求める国家資格です。
弁護士・公認会計士と並ぶ三大国家資格の1つともいわれており、独占業務である不動産の鑑定評価をはじめ、不動産に関する相談に応じて有効活用などの不動産コンサルティングなども行います。
ただし資格者数は少なく、税理士は全国で8万人近く、弁護士も4万人近くいる中で、不動産鑑定士は全国で1万人程度しかいません。そのため、なかなか相談相手を見つけられないという方もいるかもしれませんね。
不動産鑑定士に相談できること
不動産鑑定士は、以下のような知識とノウハウを持っています
- 不動産の価値の鑑定
- 不動産の基本的な税金知識
- 不動産活用の具体的なノウハウ
- 売買や等価交換、借地底地などの実務
特に不動産に関する実務を包括的に理解しているのは、不動産鑑定士ならではの強みです。
例えば、相続問題では税金以外にも、不動産の活用方法や経営、遺産分割、さらには親族関係など、多くの課題が絡んでくることがあります。このような複雑な問題に対して、不動産鑑定士は総合的なアドバイスを提供できるのです。
地主が不動産鑑定士に相談するメリット
地主さんが不動産鑑定士に相談する最大のメリットは、やはり実務的なアドバイスをもらえる点だといえるでしょう。
たとえば、地主さんの中には、「土地はたくさんあるけれど、現金が少ない」という方も多いのではないでしょうか？
この場合、不動産の活用を見直すことが優先課題になります。ただし、置かれた状況によっては、さまざまな問題が立ちはだかり、なかなか前に進めないこともあります。
しかし、不動産鑑定士のちょっとしたアドバイスがきっかけで、長年抱えていたお悩みを解決できるケースも少なくありません。
私たちプロの世界では「当たり前」の情報が、地主さんにとっては全く新しい視点であり、知っているだけで大きな違いが出るお得な情報になることも多いのです。
地主が不動産鑑定士に相談するシーン
さらに具体的に、地主が不動産鑑定士に相談すべきシーンについても例を挙げてみます。
- 不動産を売買するとき
- 不動産を貸し借りするとき
- 不動産を相続・贈与するとき
- 不動産を担保にするとき
これら以外にも、たとえば借地契約の更新に困っている、立ち退きに困っているなど、より深い悩みにも不動産鑑定士は対応可能です。
地主の悩みは不動産鑑定士に相談できる
今回は「不動産鑑定士に相談するメリット」というテーマでお話ししました。
土地を所有する地主さんにとって、信頼できる不動産鑑定士との関係を築くことは、これからの資産管理や相続対策において非常に重要です。もし総合的なアドバイスやアイデアが必要であれば、ぜひ不動産鑑定士に相談してみてください。当事務所でもご相談を承っております。
